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2008年1月15日 (火)

会社は2年で辞めていい

山崎元著 幻冬舎新書

12回転職した著者の冷めた現状分析が鋭かった。最初に入社した商社にずっと勤めていたのに比べて、この間に得た収入は1.5倍だという。この金額は12回転職するのに要したエネルギーと比べてどう捉えるのか、この点は微妙だ。自分を「自分会社」として捉えその商談相手を就職する会社だと捉える。この孤独だが気高い(?)自立心があってこそ、著者の現在がある。しかし、読者は著者が東大卒だということを忘れてはならないだろう。誰でもが著者の考えるような転職をできる訳でもなさそうだ。

中年や熟年になってから読んでも遅い。著者が書いているように、学生や30代前半のサラリーマン向きの本である。こういうことは本の始めの方に書いてあればいいのに、最後に書かれたのでは、何度も眠くなりながら読み通したおじさんは地団太を踏んでしまうのである。

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