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2008年2月 9日 (土)

暖まりゆく北極海

昨日の夕刊の「ドキュメント 挑戦」は「地球の極を究める」⑤「暖まりゆく北極海」と題されたコラムだった。北極海の観測を続ける島田浩二さんから見ると、北極海の氷床は近来急激に縮小している。コンピューター予測では2080~2100年に夏の北極海から氷が消えるとされているが、このままのペースで減り続けると2040~2050年になくなる可能性もあるという。(この辺はコンピューター予測と「このままのペース」との違いが、読んでいて分からない)氷がなくなると太陽熱を吸収しやすくなり、地球温暖化の加速器にさえなってしまうのだそうだ。

読んでぞっとした。科学者の間では「温暖化傾向から引き返すことができる限界点」が話題になっていると聞いているのだが、そのポイントを過ぎてしまうと何の手を打っても手遅れ、となってしまうのである。私には温暖化が進んでもそれが即人類の滅亡に結びつくことは想像できなくて、過熱したら過熱したなりの適応を将来の人類はしていくのではないだろうかと、ぼんやり思っている。植生に劇的な変化が現れ深刻な食糧難、引き続いて予想される食物の取り合い、戦争、も予想されるところだが、それでも一部の人類は生き延びて新しい世界を構成するのではないか、などと甘いかもしれない想像までしか頭が働かない。でも、もしそうだとしても、人類は生死を賭けて将来を切り拓いていかなければならないところまで追い込まれるだろう。

ここで私の頭には、昔見たアニメ「宇宙戦艦ヤマト」の一場面、宇宙から見た荒れ果てた地球の姿が浮かんでくる。海が干上がり茶色にしか見えない地球の姿だ。映画ではヤマトの活躍により美しい水の惑星地球が甦るのだが、現実はマンガのように行く訳ないのは当たり前だろう。

今は自分でできる範囲でエネルギーを大気に開放せぬよう努力するしかないのかもしれない。それでも私としては車社会の解消を求めたい。公共交通機関を整備し、そのあと車への課税を大幅に強化する必要があるような気がしてならない。アメリカで銃砲製造業界の力が強くて規制が進まないと言われているのと同様、日本では産業界を牛耳っている車製造業界が黙ってはいないだろうけれども、だ。それならそれで、自動車産業は燃料電池の開発をもっともっと急ぐべきだと思う。

電力資源として地熱・風力・潮汐力・太陽電池の開発が有効なのだから、国・産業界はもっと真剣に取り組んで欲しい。手遅れになってからでは遅いのだ。同時に、手遅れになっていないことを願う。

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