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2008年3月 6日 (木)

3/6 こころの玉手箱

今日の日経夕刊のコラム「こころの玉手箱」は慶大名誉教授福岡正夫さんの4回目で、ボストン留学時代のクリスマスにニューヨークのカーネギーホールで聴いたというブルーノ・ワルター指揮によるブラームスの「ドイツレクイエム」をめぐるお話だった。その晩聴いた同じ演奏家達による、ほぼ同じ時期に録音された演奏の復刻版CDが宝物になっているという。ワルターを愛する私には何とも羨ましい話である。

福岡さんはNBCのラジオ放送のスタジオに潜り込んでトスカニーニの演奏を間近で聴いた事もあるそうで、トスカニーニをレコードでしか聞いたことがない私には、これも羨ましい話だった。

歴史的な演奏に立ち会える機会は滅多にないものであろうが、私にはその「滅多にない」に匹敵する演奏に立ち会ったのではないか、と思えるほど印象的な演奏会に居合わせた思い出がある。それは1972年のザルツブルグ音楽祭での二つのコンサートで、一つは小沢征爾がザルツブルグ音楽祭にデビューした演奏会。プログラムの呼び物は武満の「ノーヴェンバーステップス」だったのだが、その演目は都合によりバルトークの「管弦楽のための協奏曲」に置き換えられていた。でもその演奏は実に颯爽としていて喝采を浴びていた。翌日の現地の新聞に「踊るような指揮ぶり」と評されていたのを思い出す。

もう一つはバリトンの独唱会。バリトンはディートリッヒ・フィッシャー・ディースカウで、ピアノ伴奏はスギャトスラフ・リヒテル(!)だった。ウォルフの歌曲集という地味な演目ではあったが、それはそれは見事な歌声とピアノ演奏にビックリしたのを忘れない。

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