7/18 シェヘラザードとお汁粉の味
昨日の福岡伸一さんに続き、週末の日経夕刊のコラム「あすへの話題」は見逃せない。秘かに親しみと尊敬の念を抱く作曲家林光が、こなれた文章で一昔前を描いてくれるのだから、面白くないはずがない。
それにしても、戦時中、ドイツやイタリアの音楽は敵性音楽ではなかったのに、両国の降伏後は自粛されたとは知らなかった。その代わりに、不可侵条約を結んでいる国だからと、ロシアの音楽は許された時期があったとは! 戦時中にチャイコフスキーが高らかに流れる光景だなんて、想像しただけで何か少し微笑みたくなる。
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