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2011年1月25日 (火)

1/25 波多野睦美メゾソプラノリサイタル

今BS2にチャンネルを合わせたら標記番組を流していた。途中からの視聴となり残念だったが、なにげない日常に思いがけず音楽会が飛び込んで来てくれてありがたかった。滅多に音楽を聴きに出かけなくなったのでありがたさはなおさらだった。この時間帯なら家族が立てる生活雑音に鑑賞を妨げられることもない。

聞いていると、演奏しているのは歌うのが難しそうな曲が多かった。私が聞いたことのない曲ばかり。そんな中、よく聴くシャンソン風の曲が演奏され、あとで調べたらサティーの「あなたが欲しい」と分かった。この曲の演奏を聴いていて思ったこと。この曲を美空ひばりが歌ったらどんな出来になったろうか、と。

私はクラシック音楽が好きだし美空ひばりの大ファンだということもない。それでも美空ひばりの歌のうまさにはいつも舌を巻かされている。音程がいいのは勿論だが、歌い回しがなんとも磨き抜かれている。歌の勘所を余すことなく伝えてくれる。

思い出すのは生前彼女が出演した黛敏郎司会による「題名のない音楽会」。彼女はカルメンの中のハバネラを見事に歌い切った。勿論クラシックではなく彼女の歌い方で。あの番組ならではの「実験」が彼女の実力を改めて世間に見せつけた感があった。少なくともその時、彼女は「聴かせられる」「歌える」歌手であることが分かった。

こんなことを思ったのは先ほど聴いた演奏が「曲に乗れていないな」と感じたからである。それまでに演奏された曲が難しく聞こえたのも、同じような理由で楽しく聴けなかったからなのかもしれないと思った。この思いは最後に歌われた日本語の歌でも感じたことだ。

NHKが採りあげるのだから多分波多野さんは一流の歌手なのだろう。2009年の録画だというこのリサイタルで調子が悪かったのかもしれない。演奏会場で聴けば感激したのかもしれない。

思えば、私は公園で練習している子供の鼓笛隊の音に鳥肌が立つほど感動し、定評の高い演奏家のコンサートを聴いては何の感動もなく失望する、など、どこか「おかしい」感性を持っている人間なのかもしれない。でも、私は音楽が好きだし、これからも私の感性に従って感動を求め続けたいと思う者である。

ちょっと長くなったが、こんなことを考えた番組であった。

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