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2011年7月14日 (木)

祝なでしこ決勝進出

準決勝の対戦相手であるスウェーデンは準々決勝でオーストラリアを3-1で一蹴して準決勝に進出してきた。その試合もテレビで観戦したのだが、スウェーデンって凄く力強い上に組織的なサッカーもできるチームだという印象を持った。オーストラリアって日本代表が対戦するとなかなか勝つことができないチームなのである。そのオーストラリアをスウェーデンはほぼ完璧に抑え込んで勝っていた。スウェーデンとの過去の対戦成績を見るとなでしこにとって比較的相性のいいチームではあったが、あの力を見せつけられると、なでしこが力を出し切っても五分五分の勝負になるのではないかと思わざるを得なかったのである。(因みにドイツとは二分から三分くらいしか勝ち目がないと思っていた)

それが蓋を開けてみると、相手をほぼ完璧に抑え込み3-1で快勝した。

最初の失点はなでしこがよく失点するパターンで、ディフェンスでの玉回しのミスを衝かれて先制されてしまったのだが、ここでどたばた慌てなかったのが凄いと思った。なでしこは攻守のバランスを崩すことなく体勢を立て直し、そんな時間が経過しないうちに鮮やかな速攻で同点に追いついた。このワールドカップで初めて先発した川澄選手の得点で、後半にも得点した川澄選手はなでしこの豊富な戦力を印象付けた。

なでしこはゲームを全般的に支配し、好機を作っては効果的に加点する、という理想的なゲーム運びを実現、予想外の快勝となった。同点に追いついた後の試合は危なげなかった。ドイツ戦でも感じたことだが、日本の守備の前に相手の獰猛さと言うか力強さが抑え込まれてしまうのだった。私のような素人から見ると、それがなぜなのか、ちょっと不思議な気持ちがしないでもない。攻撃する相手に掛ける守備のプレッシャー。相手のパスコースを消す。一対一で抜かれてはならない場面ではたちまちのうちに相手を複数の選手が囲い込む。忠実に走り回る選手たちは疲れを見せなかった。むしろスウェーデンのほうが後半動きが落ちたように見えた。

考えてみればなでしこの試合日程は主催国ドイツがこなすべき道筋だったのだ。スウェーデンが前の試合から中二日でこの日に臨まねばならなかったのに対し、日本のほうは中三日。これは主催国ドイツが予選リーグを一位で通過し準々決勝でも勝つことを念頭に入れて工夫された日程だったのではないだろうか。そのドイツを破ったことでこの恵まれた日程をもぎり取ったのである。

その意味では、中二日のきついスケジュールでもブラジル、フランスと打ち破ってきたアメリカの体力、精神力は超ド級のものと言わねばならない。アメリカはブラジル戦で退場者を出し一人少ない中、敗戦寸前のところを神がかった時間ぎりぎりのゴールで追いつきPK戦で勝ち上がってきた。

日本のアメリカに対する対戦成績は確か0勝3分け21敗とのこと。あの「絶対勝つんだ」という気持ち丸出しのプレーは時としてラフなところがある。おそらく決勝では日本の選手がアメリカの選手に吹き飛ばされる場面を何回も目にすることになるだろう。

この大会を通してなでしこは急成長した、と思うので、決勝戦は女子サッカー・ワールドカップ史上語り継がれるような、好試合になることを期待したい。そしてあわよくば勝ってくれたら、と願うものである。そして普段はなでしことしての国際試合しかメディアに載らない国内の女子サッカー認知度が上がり、国内リーグを目にする機会が増えてくれればなお嬉しい。

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