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2011年9月

2011年9月29日 (木)

9/29 晴海埠頭・青海サイクリング

今始めれば伊藤礼さんのように高齢になっても自転車で走り回れる、との思いが高じ、本日ついに前3段、後9段の軽いクロスバイクを購入した。

手始めにトリトンスクエアの自転車屋から晴海埠頭公園へ。

走り始めてすぐ、高い空気圧のタイアは歩道をとろとろ走るのには不適であることが分かった。路面の凹凸がそのまま尻に響くのである。

危険が伴うが車道の左はじをできるだけ速く走るのが適しているようだ。

Imgp1845_640x428 晴海埠頭公園にはすぐ着いたが、何もフォトジェニックでなかった。

そこで晴海大橋を越えて青海地区に回ることにした。この橋は急ではないが長い登りが続くので普段越すのに難儀していたのだが、変速機の活躍でこれまでより楽に越えられた。

Imgp1850_640x428 暁ふ頭公園にて。夕空の飛行機はぶれてしまった。今度撮る時は手ぶれ補正を外し、カメラを振ってトライすることとする。

Imgp1852_640x428 でもって、これが新車です^^

Imgp1865_640x428 コンテナ埠頭脇の海岸で日没を迎えた。色付きは期待外れだった。

Imgp1872_640x428 コンテナ埠頭。今夕はコンテナ船が止まっていなかった。

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2011年9月28日 (水)

ノリントンの「幻想」に感激

神保町に用があったついでに中古CD屋を覗いた。ベートーベン、モーツアルトの交響曲のCDですっかりファンになったロジャー・ノリントンが指揮するマーラーのCDが出回っていないかを見るためである。ノリントンはご無沙汰気味になっていた私の音楽鑑賞の趣味を再び活気づけてくれた。もともと大好きだったベートーベンの交響曲では予想もしなかった新しい魅力を聴かせてくれ、モーツアルトではこれまで退屈だと思っていた交響曲が、こんなに傑作が揃っているのか、と驚かせてくれたのである。そこで、彼がマーラーをどう演奏しているのかがとても気になって、何回も足を運んでいたのである。

残念ながら彼のマーラーのCDは一枚も見つからなかった。新品を探しに行くしかなさそうだ。

そこでモーツアルトに目を転じ、25番や29番の入っているCDを探したがこれもなかった。しかしベルリオーズの幻想交響曲のCDがあった。この曲は「ああ、あの曲ね」というように思う聴き古したつもりの曲なのである。これしか見つからなかったので、700円ならハズレでもいいや、と買って帰った。

家で聴いてびっくり。聴き始め当初はノンビブラート奏法の弦にちょっと違和感を覚えたものの、あっという間に演奏に引きずり込まれた。普通なら眠くなる第三楽章、うるさくて飽きてしまう終楽章は逆に感激の楽章となった。こんなに最初から最後までずっと演奏に引き付けられ続けたのは、生まれて初めてかもしれない。長大な曲なのに終楽章の終わりの方では、「もっと聴いていたいから終わらないでくれないか」と願った。

以下は私が感激した点の箇条書き。

これまで飽きるほど聴いてきたこの曲から、これまで聞こえなかった沢山の構成音が次々と聞こえてきた。

ゆっくり目のテンポの取り方が曲の魅力を最大限に引き出している。

フレーズの受け渡しが見事で、聴いていて快適。

ベルリオーズのオーケストレーションは天才的だ、と分からせてくれた。

ティンパニー、ハープを舞台の左右に配置し、大きな音響効果をあげている。

幻想交響曲は傑作だ、と分からせてくれた。

録音が鮮烈で、私の安いオーディオ装置でも臨場感がびしびし伝わってきた。

一瞬たりとも「退屈だ」と感じさせられなかった。

以上。 ほかに思いついたらまた付け足します。

鑑賞中一番静寂な部分で隣の部屋から「徹子の部屋」のテーマが流れてくるなど、必ずしも恵まれた環境で聴けたわけではないが、とにかくも最後まで聴き通して本当に良かった。非常に劇的な演奏なので、何回も繰り返し聴くようなことはできないが、次回は家族の留守の時にでも集中して聴くことにする。

許される限り、或いは自分が快適と感じる限りで、最大限のボリュームにして鑑賞することをお勧めする。

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9/27 皇居東御苑

昼を家族が推薦する神保町のうどん屋で食べたあと、自転車を皇居東御苑に走らせた。

所期の目標だった彼岸花撮影は無事達成。

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池ではまだアサザがきれいに咲いていた。

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11277203_640x480 カリガネソウが見られるとは知らなかった。

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11277205_640x480 一部では紅葉が始まっているのだ、と感心する。

11277214_640x480 ジュウガツザクラ? コブクザクラ? フユザクラ?

11277217_640x480 雲が季節感あって良かった。なかなか見たようには撮れません。

11277223_640x480 フヨウは暑さが去っても結構咲き続けている。

11277225_640x480 ここへ来ると何故かいつも写す本丸跡の松

11277226_640x480 ムラサキシキブ。今シーズンは花を撮り損なった。

11277227_640x480 大きいザクロの実が皇居を思わせる。

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2011年9月27日 (火)

「がん患者」 鳥越俊太郎著 講談社

このような人気書籍でも、図書館に予約を入れて待っていれば、いつしか順番が回ってきて読めるということは大変ありがたいことであった。

6年前に最初の切除手術を受けてから現在に至るまで、著者は4回のがん切除手術を受けてきている。比較的早期にがんが発見されて高度な医療を受け続けている著者でも、再発を警戒する検査の連続は免れない、という点に、がんとの戦いの果てしなさを思い知らされた。早期発見をして、その時点で考えられる最高峰の治療を受け続けられる、というのが、経済面から見ても恵まれた患者さんなのだなと羨ましく思った。その面からも医療費がどのくらい掛かったのか、という点も記述していただけたなら、より参考になるだろうに、と思った。

全般的に著者はがんとの戦いを前向きに楽観的に捉えているのが、読んでいて救いになった。がん告知から手術、入院生活、再発、と、患者がどのような医療を受け、どのような生活を強いられるのかも良く分かり、とても参考になった。

一番共感できたのは、「がんになると、残り時間がリアリティをもって身や心に迫ってくるのだ」という一文だった。私の身の上にこのような病が降り掛かってきた時に、大変参考になる読み物だと思った。いざその時に考えていたように対応できるかどうかは自信が持てないが、自分が「癌年齢」と呼ばれる年齢に達した身としては、平素からその時を想像しておくのが大事な事だとも思った。

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2011年9月25日 (日)

9/25 S世田谷 7-1 AC長野

暑さも収まり、日中自転車で走り回っても快適な季節になった。

暑さにかまけてぶっとくなったウェストをしぼませるためにも、と思い、適当な距離のサッカーグランドで開催されるなでしこリーグ下部リーグ、チャレンジEASTのスフィーダ世田谷対AC長野パルセイロの試合を見に行った。試合会場までは1時間20分のサイクリングで着いた。

世田谷公園内の試合場には観客席が備えられておらず、人工芝のグランドの片隅に座って観戦。観客はそれぞれのチームの身内中心に100名ほどに見えた。

点差は7-1とホームの世田谷が圧倒したが、素人目にはそんなに力の差があるように思えなかった。点差ほどの力の差を理解出来ないのは、やはり自分の見る目が素人だからなのだろう。観戦したのがピッチレベルの目線だったから差が分かりにくかったのかもしれない。いずれにせよ、長野は札幌のチームとともにチャレンジEASTリーグの断然下位なのである。

でも、10名ほどの長野の応援団のシュプレヒコールは気持ち良かった。

写真を撮ってウェブに載せるなどはダメ、との案内が流されたので、会場から見えた空を一枚掲載する。

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2011年9月23日 (金)

ジェフ・レディース 0-3 INAC神戸

フクダ電子アリーナへなでしこリーグを見に行った。

有料開催ながら入場者数は9,700人余りと、なかなかの盛況だった。

澤をはじめ近賀、大野、川澄、海掘、田中明日菜というテレビでお馴染みの顔ぶれを間近に見ることができて感激した。

試合は先日行われた男子のオリンピック予選、日本対マレーシアに似ていて、攻める頻度ではINACが圧倒、ジェフもペナルティーエリア付近まではボールを運ぶものの、たちまちINACの守備陣に取り囲まれてボールを奪われてしまうのだった。マレーシア代表と同じようにジェフレディーズも予想以上に健闘したのだが、INACを慌てさせるようなシーンはほとんど見られなかった。海堀キーパーもなでしこリーグでの試合では腕の見せ所がほとんどなさそうだから、腕が鈍ってしまうのではないかと心配になる。

今日は川澄が2得点。大野・川澄のコンビは相変わらず冴えまくっている感じ。川澄が左サイドからディフェンスを追い越して抉っていくと常に得点の匂いがプンプンした。怪我さえなければ、ここ数年は川澄の時代が続きそうな気がした。

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2011年9月22日 (木)

グッバイ艶 南川泰三著 幻冬舎

新聞の書評欄で紹介されていたのを読んで興味を持ち、図書館で順番待ちし、借りて読んだ。

人は読書により、自分では体験することのないような、他の人生を体験することができる。そのような、自分だったら絶対寄り付きもしないような男女の生き様を知らされた。戦時ではないという意味での平時における、犯罪が介在しない生活の中では最悪の半生と言えるかもしれない。

一人も共感を持てる人物が登場しなかった。

どんなジャンルに分類される作品なのかは分からないが、私小説とは言えないドキュメンタリータッチの作品で、文体が欠けているように思えた。

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2011年9月21日 (水)

9/21 ロンドンオリンピック予選 日本対マレーシア

想像していたような試合内容だった。2-0でホームの日本代表の勝利。

意外だったのは結構マレーシアのレベルが上がっていたこと。

特に背番号13番は2度も日本の左サイドを抜いて見事だった。

もっともっと見せて欲しかったのだが、あいにくマレーシアは彼までボールを運べなかった。

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2011年9月20日 (火)

9/18の夕空

木場のイトーヨーカドー脇で夕空が綺麗だったので写真を撮った。

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9/16の夕空

暑いので外に出る気はしなかったが、ベランダから見える積雲が発達していて迫力を感じ、写真を撮った。

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望遠ズームにレンズを交換して覗いてみると、ビル屋上のゴンドラに人が居たので入れてみた。

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11167136_800x600 西の地平付近ではこんなに積乱雲が沸き立っていた。

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2011年9月13日 (火)

9/12の夕景

日中は暑いので、このごろ夕方になると家を出て散歩することが多い。

11127113_800x600 豊洲公園で見えた夕空

中央と右上の傷のように見えるのは飛行機雲です。

11127114_800x600 晴海大橋から築地市場移転予定地越しにお台場を撮影

11127117_800x600 晴海埠頭は夕風が気持ち良かった。雲もうまい具合に色付いていた。

11127120_600x800 夕闇に数本の赤い残照が走っていた。

11127121_600x800 その反対側はもうとっぷり暗くなっていた。

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伊藤礼 「伊藤整氏奮闘の生涯」 講談社

著者の数冊の自転車エッセーを読んで、自転車のことを含めたくさん参考になることを教えていただいたのと、その飄々たる文章に大いに楽しませていただいたので、図書館で借りられる本の中から、彼の父親である文学者について書かれたように思えるこの一冊を借りて読んだのだった。

中身のほとんどが父の死から15年以上経ったあと書かれた文章で、40年近く生活を共にした父の思い出を、父の書き残した文学作品やメモに出てくる家族の姿や往来のあった関係者との交友の記録で補強しながら書き綴っている。文筆家の家に生まれると写真以外にも生活の記録が残りやすいのでいいなあと感じた。商売柄収入が不安定ではあったようだが、伊藤整氏の奮闘により家族は結構恵まれた生活をできたようでもある。多くの人々が食うや食わずで暮らしていた時代も、生活にさほど逼迫した様子は見られなかった。

筆者が最近発表してきた自転車エッセーのベースとなる文体で、飄々淡々と父親と自分、父親が整えた生活で自分が経験したこと、がいきいきと描かれていた。

ここ10年は自転車に乗って大活躍しておられる著者であるが、子供時代は病弱だったことも分かった。中年の頃も大病を患っておられるから、近年の自転車での活躍は彼にとって劇的大成功と言えるようだ。

それはともかく、この本の最後の一章は伊藤整氏が倒れてから死に至る半年と今際の際の描写に当てられていて、この文章が書かれたのが伊藤整氏死後一年くらいで発表されたものであることもあり、迫真の描写となっている。伊藤整氏の生へのあくなき執着、「死んでたまるか」という強い意志が凄い。今から見るとまだまだ若い年齢での往生は、死の当日でも一瞬意識が戻ったと書いてあるから、生きようとする意志が死により無理やり終わらされてしまったように見える。この章は壮絶な「看取り」の文学だと思った。

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2011年9月12日 (月)

奥村愛 バイオリン・リサイタル

今朝放送された「クラシック倶楽部」の奥村愛バイオリン・リサイタルは素晴らしかった。

テレビに向かって「ブラボー」と叫んでもしょうのないことなので、ブログで報告。

だいたいからして、いいバイオリニストの演奏ってのは最初の音色を聴いて「おっ、これは」と思うのだが、今日もそうだった。強く弾くときも速いパッセージを弾くときも、姿勢が安定しているのは、とても好きな演奏スタイルだ。

力の抜けた部分の魅惑的な音色、強く弾くときでもコントロールを失わない演奏、速いパッセージを軽々と弾き抜く技巧の冴え、そしてなにより音楽的。

前にもテレビで見たことがあるような気がするので、当然売れている演奏家なのだろう。

こんなに上手なのに美しいのだから何とも言えません。

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2011年9月10日 (土)

9/10 ラグビーワールドカップ、日本対フランス

ラグビーの中継を見ていて久しぶりに熱狂した。

後半、あと少しで追い付きそうになった時には、世界のトップクラスとの試合でボロ負けするとこしか見たことのない私は、画面に映し出されるゲームが現実のものとは信じられないような気がした。

外国人が日本国籍を取得して日本代表に加わっている数も多かったが、そうでもしないとこういう好ゲームは見られなかったろう。とにかく興奮した。サッカーの国際試合で大興奮が続いているのに、ラグビーまでこう面白くなってくると、体調に影響するのではないかと心配になる。

終盤にがんと点差を引き離されて「やっぱりなあ」と残念に思ったけど、善戦には間違いない。

次はニュージーランドか。何点取られるのかなあ。

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9/8 御殿場線から静岡県東部を回る

9月10日が夏の「青春18切符」の有効期限なので、好天のもと、5枚綴りの最後の一枚を、前々から乗ってみたいと思っていた御殿場線乗車に利用した。

東海道線国府津駅で御殿場線に乗り換え。11086989_640x480

御殿場線は丹那トンネルができる前は関東から西に抜ける幹線として使われた歴史を持つ。箱根とその周りの山塊を渓谷沿いにぐるりと回り込み、富士山の東の裾野を南下して沼津に至る路線で、車窓からの風景は変化に富み、頭だけ見えていた富士山が次第に全容を現すさまは見応えがあった。御殿場駅に近づくといよいよ富士山が大きく見えてきたので、町に出て写真を撮ることにした。

小高い木立が見えたので眺望を期待し近づいてみると、新橋浅間神社だった。

11086998_640x480 しかしお山は見えない。

11087002_640x480 この眺めは気に入ったが、電線電柱を入れずに撮れないものかとしばし歩き回るも見つからず、途中で諦めた。事前調査不足は明らかだった。

御殿場駅に戻り沼津へ。

沼津駅では丁度よい乗り継ぎがあったので、東海道線でもう少し西に行ってみることにする。和歌の世界で名高い田子の浦を見てみようと思ったのである。ほどなく東田子の浦駅に至るが、名前に東と付くからには田子の浦はもっと西だろうと考え、もうひと駅行くと吉原という駅だった。その駅のホームから眺めても海は感じられなかったので、折しも滑りこんできた上り電車に飛び乗り、ひと駅戻ってしまった。

東田子の浦駅から数分歩くとすぐ駿河湾に臨む海岸に出た。津波用の高い堤防があり、その上はサイクリストや散歩の人がたまに通るひと気のない道路になっていた。そして残念なことに、田子の浦らしきものは見えなかったのである。富士山も松林に遮られて見えなかった。

11087023_640x480 東を見ると駿河湾に突き出す伊豆半島が見えた。

11087025_640x480 西の方向には田子の浦があるのだろうが判別できない。

でも駅の跨線橋の窓から気に入った富士山を撮れたので溜飲を下げる。

11087015_640x480 11087011_640x480 暑かったが雲は秋の雲だった。

11087032_640x480 駅周辺ではこんな一枚も撮った。

帰宅後地図を見て分かったことだが、田子の浦は吉原駅の至近距離であった。十分歩ける距離だった。ここでも準備不足は明らかなのだった。

その後三島に寄ってみることにした。事前知識皆無。

11087035_640x480 三島駅前は緑が多く雰囲気良好だった。

11087038_640x480 駅前から程なく、こんな一里塚のような茂みが見えてきた。

名前は忘れたが、富士山から流れ出た溶岩が残っている場所だった。

近くでフレンチ風のランチをとったあと、三嶋大社を見に行くことにする。

11087046_640x480 暑さで大汗をかきながらも参道に到着。立派な参道だ。

11087054_640x480 伊豆一の宮というだけに重みのある境内だった。

11087074_640x480 桜川沿いに駅まで歩く。富士山からの湧き水に恵まれた住みやすそうな街だな、との感想を持った。流れは澄んでおり、写真右では足を流れに浸しながら携帯を操作しているおにいさんが。大変うらやましかった。

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2011年9月 9日 (金)

9/9 今日の夕空

今日は区の文化講座を聴きに行くついでに木場公園で夕空を撮影した。

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蒸し暑さがぶり返した中、やはりピーク時より涼しくなったと感じたのだった。

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祝なでしこオリンピック予選突破

この日は日帰り旅行のためビデオ観戦となったのだが、9月8日の北朝鮮戦は予想通りの苦戦だった。日本がボールを持った時の相手のプレッシャーは強力で、なでしこはほとんど思い通りの攻撃をすることができなかった。パスが前後に50cmほどずれて攻撃のスピードが上がらなかったのも、ゴールに近づく前にボールを奪われてしまうのも、相手の組織的かつ執拗な守備が効いていたからだろう。解説の早野さんも言っていたように、早く攻めるのか、じっくり攻めるのか、という意思統一に乱れがあったから、攻撃のダイナモと言うべき宮野選手のパス回しも不発に近かった。

一方で、なでしこは北朝鮮にボールが渡った時にいつものようにプレッシャーを掛けるのだが、北朝鮮の個人技のレベルは高く、狭いところを繋がれてそれが縦の突進につながり、日本側が何人立ちはだかっても易々と抜かれてしまっていた。まるで前夜タシケントで男子ウズベキスタンが見せた突進が再現されているようだった。なでしこが何とか得点されるのを免れていたのは、ゴール前で頑張っていたからだと思う。そこで特筆すべきはやはり沢キャプテンの活躍で、何度危ない場面の芽を摘んだことか、数えられないような気がする。

北朝鮮はあれだけ精力的に守備に攻撃に走り回ったのに、リードされたあと、試合終了寸前で同点に追いつくというように動きがあまり衰えなかった。精神力も強力なのだろう。

オーストラリア戦では内容的に相手を圧倒していたのだから、なでしこが弱くなったとは考えにくい。韓国と北朝鮮は、どうすれば今のなでしこに対抗できるか、を鮮明にしてみせてくれたのではないかと思う。

それにしてもアジアを勝ち抜くのは本当に大変だったと思う。過密日程の中、オリンピック出場権を勝ちとった選手の皆さんに、心よりおめでとうと言いたい。

これまで女子サッカーを見てきた感じでは、サッカー界において男女の差は、テニス、卓球、陸上など他競技での男女差に比べてまだまだ大きいと思う。すなわち現在の女子サッカーには大きな伸びしろがあるのではないか、ということである。キック力、走力、トラップや相手をかわす技術、戦術面、いずれも大きく進歩する可能性が高い。なので、トレーニングの方法を工夫すればなでしこを上回るチームがどんどん生まれてくるのではないか。こういう面からも、今後のなでしこのさらなる成長に期待したい。

佐々木監督が何度も口にしていた「皆さんをひやひやさせる試合が続くと思うが」という言い方は、予選突破という目標を達成するために、負けるリスクを最小限にする戦い方を選択したことを指していたようだ。とすれば、目標を達成した今、次の中国戦では勝つためのリスクを冒す面白いゲームが見られるのかもしれない。或いは後進育成のため控え選手主体で臨むのか。だとするとせっかく盛り上がった女子サッカー人気に水をさすようなことになりかねない。

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2011年9月 7日 (水)

NHKネットラジオ らじる★らじる

これまでNHKのラジオ放送はインターネットで聴取することができなかったのだが、NHKのHPを覗いていたら9月1日からネット放送が開始されていたことを知った。

http://www3.nhk.or.jp/netradio/

これでパソコンでデジタル録音を容易にできることになった。

この日を待ちかねていたのだ。NHKはなぜニュースなどで広報してくれなかったのだろうか。

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9/7の夕空

遅い昼食を豊洲で済ませ、豊洲公園に行くと西の空はこんなであった。

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11066922_640x480 東にはこんな入道雲が浮かんでいた。

11066931_640x480 晴海の自転車屋を覗いたあと渡った晴海大橋からはこんな空が見えた。

11066936_640x480 これは豊洲埠頭から有明に渡る橋上で撮った。

11066940_640x480 お台場海浜公園にて

11066952_640x480 青海からコンテナ埠頭方向の積乱雲を撮る。

羽田に発着する航空機が頻繁に飛び交い、出航するコンテナ船は空母のように見えた。

11066961_640x480 大井のコンテナ埠頭方向

11066973_640x480 青海南東端岸壁の公園で入道雲と飛行機の往来を眺める。

11066971_640x480 手前はB滑走路に着陸する飛行機、右後はC滑走路を離陸して左旋回してきた飛行機。D滑走路ができて発着回数が増えたのを実感した。

11066983_640x480 コンテナ埠頭の脇に戻り積雲の列を眺める。

11066985_640x480 そこから北西方向の景色。日も暮れたので帰宅する。

しかし道半ばにして後輪が小さな溝に落ちパンク。押して帰るはめになったのだった。

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「素晴らしき自転車の旅」

副題 サイクルツーリングのすすめ

白鳥和也著 平凡社新書

スポーツ自転車による遠出を主眼目としたサイクリングの啓蒙書と読んだ。

こういう所がサイクルツーリングは素晴らしい、ああいうところも素晴らしい、と連呼するのでちょっと辟易しないでもなかったが、スポーツ自転車を乗りこなすにはどういう知識、道具、心構えが必要か、を丁寧に書いてあり、とても参考になった。なんでも自転車屋にまかせてしまおうとする人はこの趣味を始めないほうがいい、と書いてあるので、私などには無理だな、と思わざるを得なかった。この点はちょっと寂しかった。しかたがない。

スポーツ自転車で疾走すると危険も増大することも分かった。よく注意して走らないと転倒しやすいようだ。

良質のスポーツ自転車は10万円くらいどうしてもするよ、とも書いてある。(2004年現在) 自転車本体の他にも装備、工具、ヘルメット、予備部品、ウェア、と相当な出費も必要なようだ。

この本や伊藤礼氏の自転車本を読んで興味をそそられ、これまで敷居の高かったスポーツ自転車屋に私も入ってみたのである。陳列されているものがどういう区別の商品であるのかは、これらの本のおかげで分かるようになっていた。でもまだ買う気は全然起こらなかった。それでもショップに次々に入ってくるサイクリストを見ると、半分以上が中高年であることには驚かされた。みんな頑張って楽しんでるんだ。交通事故にはくれぐれも気をつけてくださいよ、と心より祈る。

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「自転車ぎこぎこ」

伊藤礼著 平凡社

伊藤礼氏による自転車エッセーを読むのはこれで3冊目となった。図書館で借りた直後数ページをめくってみると、さすがにもう読み飽きた内容なのかなと感じた。しかし読み進むとそんなことは全然なかった。大変大変面白い。ためになる。大いに著者の心情に共感する。

不覚にも、この読後感想文を書くに当たり、どんなことが書かれていたのか忘れてしまったので、ちらちらを読み返してみたのだが、面白くて面白くて、とても読み飛ばせなくなった。

全く本格的ではない自転車ではあるが、私も自転車で走りまわるのを大いに愛する者であるので、氏の思うこと、感じることにはいちいち頷きながら楽しんだ。病弱だったお年寄りがここまでできるのだから、私だってまだまだできることがあるはずだ。

時間がないので切り上げるが、自転車を愛好する人、特にそのうちもう若くない人には是非一読をお勧めする。

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9/6 ウズベキスタン強し

ブラジルワールドカップ・アジア三次予選の第二戦はタシケントで行われた。

日本代表は大苦戦。相手のスピード豊かな縦の攻撃を止められず再三ピンチに立たされた。ウズベキスタン選手の長いドリブルを、日本選手は何人掛りで止めようとしても止められなかった。個々のホール奪取力でも相手がずっと上だった。

お互いに決定的なチャンスを何回も作って、見ているものにはとてもスリリングな展開だった。全体として互角、またはウズベキスタンの方が優勢という試合内容だったと思う。キーパー川島の数度にわたるスーパーセーブがなかったら負けていた。日本代表もいい崩しを見せたので、やられっぱなしというほどの試合ではなかった。どちらが勝っても全然おかしくない、際どい試合だったのである。

苦戦の原因を荒れたピッチ状態やアウェー戦への長距離移動に求めるのは、もちろん当たっている面もあるのだが、「日本代表は本当はウズベキスタンを凌駕する実力を持っている。今度ホームでやる時は芝もいいし快勝するさ。」という気持ちが見え隠れしていると思う。しかしウズベキスタンは強いのだ。マスコミの口車に乗せられてはいけない。

前回のワールドカップ予選では、ホームで1-1の引き分け、アウェーで1-0の辛勝、という成績となっている。ホームでやってもどうなるか分からないのである。このことは忘れないほうがいい。

あのようなスリリングな試合を深夜に見せられては堪ったものではない。よく眠れずに今朝を迎えたのであった。

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2011年9月 5日 (月)

9/5 なでしこ、オーストラリアに快勝

1-0で勝ったあとだから言えることだろうけど、なでしこの意外な快勝だった。

特に前半はゴールラッシュになってもおかしくないような攻めぶりで、まるで先般のワールドカップ決勝戦のアメリカがなでしこであるかのように、圧倒的な力の差を見せつけた。散発的ではあってもオーストラリアにも得点機はあったので、あのままいつまでもなでしこが点を入れられなかったら、引き分けや負けもありえたと思うのだが、きちんと得点したし、あまり危なげなくリードを守り切った。

考えてみればワールドカップ準々決勝でオーストラリアはスウェーデンに1-3で負けているのである。そのスウェーデンになでしこは3-1で勝っているのである。相性というのがあるので単純には言えないけど、快勝しても不思議ではなかったわけだ。でも、これまでオーストラリアとの戦績はほぼ五分五分であり、もっと苦戦するものと思ってテレビ観戦していたのだが、本当に意外なくらい力の差を見せつけた。なでしこはドイツ・ワールドカップを戦う中で大きく成長したのに違いない。

それから、戦術的にオーストラリアは工夫が足りなかったように感じた。お決まりのロングボールによる一発狙い、デバナの突進、どちらも日本にとって怖かったが、この試合では結果として封じられたのである。一昨日の韓国はよくなでしこを研究していて、なでしこの良さを消すことに成功したが、オーストラリアは対照的だった。

さて次は北朝鮮戦。なでしこが苦戦した韓国に3-2で勝っているのを考えても、今大会中最難関になるのは間違いないだろう。あとあとまで語り継がれるような好試合を期待できそうだ。

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2011年9月 3日 (土)

なでしこ、韓国に薄氷の勝利

ロンドンオリンピックアジア最終予選の第二戦でなでしこジャパンは韓国に2-1で勝った。

韓国は強かったなあ。なでしこは動き負けしていたもんなあ。試合開始から飛ばし過ぎたので疲れてしまったのか。或いは韓国の強さが予想以上だったので戦術に乱れが出たのか。もし再度同点に追いつかれたらその勢いで逆転されてしまうのではないか、とヒヤヒヤしながらテレビ観戦したのだった。ボール支配率も劣っていたのではないだろうか。

北朝鮮や中国との試合もこんな感じになるのではないだろうか。いゃ~、アジアを勝ち抜くのは大変だわ~。次のオーストラリア戦もどうなるか分からないし。選手も応援してる方もぐったりしそうだ。

それでもこの試合を勝てて勝ち点3を積み重ねられたのは大きいと思う。苦しい試合内容でも勝ち切ったところだって今のなでしこの底力のなせるわざだろう。オーストラリア戦を前にして丸山を温存できたし。

なでしこの挑戦はまだまだ続く。へこたれないで頑張ってほしい。

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2011年9月 2日 (金)

劇的ゴール

2014年ワールドカップへのアジア三次予選緒戦の日本対北朝鮮の試合は、引き分け狙いとなった北朝鮮を圧倒的に押しまくりながら点が入らず、もう引き分けで終わりか、と諦めて見ていたら吉田の劇的ヘディングシュートが決まり1-0で日本代表が勝った。

大興奮。

これがあるから堪らない。こういう終わり方ができるようになったのも、レベルが上がり続けている証拠なのではないだろうか。

ハーフナーマイクというこれまでの日本代表になかったキャラクターが出てきたのは嬉しい。

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2011年9月 1日 (木)

なでしこ、タイを3-0で破る

ロンドンオリンピック・アジア予選の緒戦でなでしこはタイを3-0で破った。

控え選手主体の前半は、先月行われたチャリティーマッチの後半のようにもどかしい試合となり、主力と控えの力の差があらわになった。控えに戦術が徹底していないのか、控え選手の力量が足りないのか、あれではなかなか点が入らないだろうと思わされた。

主力3人が投入された後半は危なげなかった。

過密日程の中、主力の体力消耗を最小限に抑えられたし、控え選手に経験を積ませることができたし、勝ち点3も取ったし、最低限の得点も取れたしで、思い切って控え主体というリスクを取った監督にとって「作戦どおりぃー!」の結果になったのではないだろうか。

一日おいて行われる韓国戦ではどういう選手を先発させるのか楽しみだ。

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