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2011年9月28日 (水)

ノリントンの「幻想」に感激

神保町に用があったついでに中古CD屋を覗いた。ベートーベン、モーツアルトの交響曲のCDですっかりファンになったロジャー・ノリントンが指揮するマーラーのCDが出回っていないかを見るためである。ノリントンはご無沙汰気味になっていた私の音楽鑑賞の趣味を再び活気づけてくれた。もともと大好きだったベートーベンの交響曲では予想もしなかった新しい魅力を聴かせてくれ、モーツアルトではこれまで退屈だと思っていた交響曲が、こんなに傑作が揃っているのか、と驚かせてくれたのである。そこで、彼がマーラーをどう演奏しているのかがとても気になって、何回も足を運んでいたのである。

残念ながら彼のマーラーのCDは一枚も見つからなかった。新品を探しに行くしかなさそうだ。

そこでモーツアルトに目を転じ、25番や29番の入っているCDを探したがこれもなかった。しかしベルリオーズの幻想交響曲のCDがあった。この曲は「ああ、あの曲ね」というように思う聴き古したつもりの曲なのである。これしか見つからなかったので、700円ならハズレでもいいや、と買って帰った。

家で聴いてびっくり。聴き始め当初はノンビブラート奏法の弦にちょっと違和感を覚えたものの、あっという間に演奏に引きずり込まれた。普通なら眠くなる第三楽章、うるさくて飽きてしまう終楽章は逆に感激の楽章となった。こんなに最初から最後までずっと演奏に引き付けられ続けたのは、生まれて初めてかもしれない。長大な曲なのに終楽章の終わりの方では、「もっと聴いていたいから終わらないでくれないか」と願った。

以下は私が感激した点の箇条書き。

これまで飽きるほど聴いてきたこの曲から、これまで聞こえなかった沢山の構成音が次々と聞こえてきた。

ゆっくり目のテンポの取り方が曲の魅力を最大限に引き出している。

フレーズの受け渡しが見事で、聴いていて快適。

ベルリオーズのオーケストレーションは天才的だ、と分からせてくれた。

ティンパニー、ハープを舞台の左右に配置し、大きな音響効果をあげている。

幻想交響曲は傑作だ、と分からせてくれた。

録音が鮮烈で、私の安いオーディオ装置でも臨場感がびしびし伝わってきた。

一瞬たりとも「退屈だ」と感じさせられなかった。

以上。 ほかに思いついたらまた付け足します。

鑑賞中一番静寂な部分で隣の部屋から「徹子の部屋」のテーマが流れてくるなど、必ずしも恵まれた環境で聴けたわけではないが、とにかくも最後まで聴き通して本当に良かった。非常に劇的な演奏なので、何回も繰り返し聴くようなことはできないが、次回は家族の留守の時にでも集中して聴くことにする。

許される限り、或いは自分が快適と感じる限りで、最大限のボリュームにして鑑賞することをお勧めする。

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