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2012年2月23日 (木)

「マザーネイチャーズ・トーク」

立花隆著 新潮社

約20年前に出版された本で、「マザーネイチャーズ」というナチュラリスト向け雑誌に連載された対談をまとめた本であるとのこと。この本から大きな影響を受けたという書評を目にして興味を持ち、読んでみた。著者の著作は「臨死体験」や「宇宙からの帰還」、他何冊か読んでおり、テレビでの発言も含め好印象を持っていたので、きっと読み応えがあるだろうとの期待もあった。

対談相手は当時の第一線で活躍していた自然科学者達。著者は対談相手がたじろぐほど専門知識を勉強して対談に臨んでおり、学術的に高度な内容の対談となっている。むしろ、立花氏の質問が高度すぎて、読んでいるほうが付いて行けなくなる、と言った方が正確かもしれない。自らを「好奇心の塊」と呼ぶ氏の探究心を素直に発揮したのだろう。

幾ら第一線の研究者との対談といっても20年の時の経過は大きく、多少古さを感じる分野があったのだが、先端を行く科学者の考え方のプロセスや、発言の際の慎重さの違いを身近に感じることができた。特に面白かったのは植物学の古谷さん、微生物学の服部さんとの対談。その中でも、一グラムの土の中にいるバクテリアの数は四、五十億と、世界の人口に等しいくらいの数だと知りおおいに驚かされた。

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