映画・テレビ

2013年1月18日 (金)

2013/01/15 「渾身」鑑賞後の散策

相撲も好きなので、隠岐の島と隠岐古典相撲を題材にした「渾身」という映画を観に、錦糸町に行った。

映画は物語の最初の設定に至るまでにどんな事件があったのか、とか、主人公が何故島に帰ろうと思ったのか、とか、主人公がどのように相撲が強くなったのか、とか、結構肝心な部分の説明が不足しているように思え、見ていて消化不良を覚えた。プロの俳優と古典相撲を支える地元の方々の協力で祭りをスクリーン上に再現する試みにも少々無理があったのではないか、と感じた。素人は映画のストーリーに沿うように盛り上がりを演技しようとするし、演技しようとすれば素人ゆえの無理が出てくる。実際の相撲は映画よりはるかに熱狂的なのだと想像する。或いはずうっと地味ながらも味があるのかもしれない。

しかしこれを見て隠岐の島の大自然に大いに惹きつけられ、一度は旅行してみたくなったし、古典相撲の貴重さを焼き付けられたのも確か。そういう意味で「シニア割引」料金分よりはるかに楽しむことができたと思う。

映画の後はE-520の「スポット採光ハイライトコントロール」という機能を試すべく、近隣の猿江公園とその近所を歩いてみた。

11158926 前日の雪が残る猿江公園。
はっきりとした白があるとオートホワイトバランスの効きが良いようだ。
雪の一番明るいところを前述のスポット採光で狙い露出補正±0でシャッターを切った。

11158931 横十間川沿いの遊歩道。

11158933 川に架かる橋の橋桁が印象的だった。

11158937 小名木川に右折ししばらく歩いた後、バスに乗って帰宅。

(E-520 + 14-45mm) → 最近使っているデジカメが重いせいで、久しぶりに使ってみたら「こんなに軽かったっけ!?」と驚くばかりだった。

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2012年7月29日 (日)

「テルマエ・ロマエ」

理屈抜きで面白かった。バカバカしいけど大変楽しめた。ちゃっちい作りだってジョークの一種と思えば笑える。さすがに漫画の世界である。

一体あれだけの外国人をどこで撮影したのだろう。

全編を通して流されるイタリア・オペラの名場面の大ボリューム音響も楽しめた。オペラはあまり好きではないので聴くことが少ないのであるが、こんな場所で(ユナイテッド・シネマ豊洲)こういう音楽をこういう装置で聴けるとは思ってもいなかった。

がんがん鳴り響くオペラ名場面集に混じって、フランスの作曲家フォーレのラシーヌ讃歌の静謐な合唱が流れてきたのには少なからず驚かされた。映画製作者側で音楽を担当された方はなかなか洒落た選曲をしたものだと思う。

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2012年2月11日 (土)

2/10 HUBBLE 3D を鑑賞

量販店の店頭で3Dテレビというものを見たことはあるのだが、3Dの映画というのを見たのはこれが初めて。デジタルサラウンドという音響効果も付いており、遅ればせながら当世流行りのエンターテイメントに接したことになるのではないかと思う。

50分というのはずいぶん短い上映時間だなと思って見始めたけれども、正味40分もなかったその終盤はもう、速い動きの映像に目が疲れ果て、ぐったりして館をあとにしたのだった。

音響面ではスペースシャトル打上げ時の音響、3D画像としてはスペースシャトルの宇宙飛行士が撮影した、地球を背景にしてハッブル宇宙望遠鏡の修理作業をする場面の映像が凄かった。打上げ時の音響は物凄い大音量での再生で、スピーカーシステムが全力で鳴るとこういう響きになるものなのか、と感心したものの、実際に打ち上げを近くで観測した人が感じる迫力は違ったのだろうとも思った。3D映像は「宇宙飛行士が撮った映像だ」とテロップに表示されたのでこういう臨場感なのかと感激したのだが、実際に撮影した映像であるのに特撮っぽく見えてしまう面もあると思った。3Dのテクノロジーはまだまだ発展途上なのかもしれない。

実は表題から考えるに、ハッブル宇宙望遠鏡で撮影した宇宙の写真が主役の映画かと思い、写真集でお馴染みのあの天体写真をどうスクリーン上で見せるのかな、と興味津々で見に行ったのである。確かにそれに類した動画が含まれていた。しかし主役はハッブルの修理をする宇宙飛行士であった。

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2012年2月 7日 (火)

2/7 ロボジーを見る

シネコンのポスターが目に留まり、「ウォーターボーイズ」、「スウィングガールズ」の監督が撮った映画なら面白いだろうと考え見に行ってきた。「ウォーターボーイズ」も「スウィングガールズ」も面白そうだと思いながら見逃してしまっていたのである。

見終わってからシネコンの入っているショッピングセンターを歩いたら、周りの風景がまるで主人公の目を通して自分の目に入ってきているかのような錯覚を覚えた。歳はだいぶ違うけれども、主人公の境遇に共感するところがあったからそうなったような気がする。

ストーリーはお伽話のような筋。しかしこういう現実離れした話は好きである。映画はあまりリアルでシビアな内容であるより、つくり話というのがみえみえでも、夢がスクリーン上に描かれているほうが楽しい。

初めのうちセリフやカットの間に不自然さを感じる部分があったが、じきに慣れた。

傑作じゃないだろうけど、楽しく見終えることができた。

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2011年12月20日 (火)

「RAILWAYS 愛を伝えられない」を見て

予定されていた断水の日なので映画館に避難。今度からはシニア料金1000円で映画を見られるようになったのでとても助かる。

表題の映画は主演の三浦友和さんがテレビのトーク番組に出て宣伝していたのを見たし、鉄道のローカル線が舞台、ということにも興味をそそられたこともあり、躊躇なくこれを選んだ。

構成のしっかりした良質な映画だと思った。

始まってすぐ映し出される三浦友和演ずる運転手の横顔の映像を見て、「いい横顔だな」と思うと同時に、「これはいい映画のようだ」と感じさせられた。彼の表情のアップはたくさん使われており、これが主人公の半生をよくあらわしていて素晴らしいと思った。三浦友和は際限もなくカッコよく見えたが、そうではあっても彼の演じる主人公はとても人間的で、弱点もあるし心の動揺も隠さない。そんな主人公を等身大に好演しているように思えた。

旦那が定年退職する辺りによく起こる夫婦の危機、という親近感の湧くテーマであったのも、私を映画に引き込んだ要因だろう。

反面、スクリーンに映し出される美しいローカル線沿線の風景の映像は、「さあこれが美しい映像ですよ」というふうに提示される割にはそれほど美しくなかった。あのような劇場の大きなスクリーンに映し出すのに無理があるのだろうか。コントラストが足りないように感じたのだが。素材の美しさに頼り過ぎているのだろうか。

ストーリー展開にもちょっと無理があったように思わないでもない。それでも、いい映画を見られて良かった、と思って映画館を出たことに変わりはない。

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2011年8月13日 (土)

8/13 映画 「櫂」

BS TBSで放映された宮尾登美子原作「櫂」を見た。十朱幸代主演。

どこまで原作者が同意したのかしらないが、全くギタギタに筋や登場人物が改編されていてあっけにとられた。まるで「ラジオの時間」で描かれた鈴木京香演ずる原作者が受けた仕打ちのようだ。原作とは全くの別物と見た。

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2011年7月19日 (火)

下流の宴

NHKのドラマ「下流の宴」最終回は思いも寄らぬ展開と結末だった。

教会でのシーンは実にドラマチックで胸を締め付けられるように感じた。

ユーモラスなタッチでありながら、とてもとてもシリアス。

林真理子の小説は図書館で何ページかめくったことがあるのだが、あまり面白くなさそうだったのでまだ読んだことがない。さっそく読んでみようっと。

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2011年1月25日 (火)

1/25 波多野睦美メゾソプラノリサイタル

今BS2にチャンネルを合わせたら標記番組を流していた。途中からの視聴となり残念だったが、なにげない日常に思いがけず音楽会が飛び込んで来てくれてありがたかった。滅多に音楽を聴きに出かけなくなったのでありがたさはなおさらだった。この時間帯なら家族が立てる生活雑音に鑑賞を妨げられることもない。

聞いていると、演奏しているのは歌うのが難しそうな曲が多かった。私が聞いたことのない曲ばかり。そんな中、よく聴くシャンソン風の曲が演奏され、あとで調べたらサティーの「あなたが欲しい」と分かった。この曲の演奏を聴いていて思ったこと。この曲を美空ひばりが歌ったらどんな出来になったろうか、と。

私はクラシック音楽が好きだし美空ひばりの大ファンだということもない。それでも美空ひばりの歌のうまさにはいつも舌を巻かされている。音程がいいのは勿論だが、歌い回しがなんとも磨き抜かれている。歌の勘所を余すことなく伝えてくれる。

思い出すのは生前彼女が出演した黛敏郎司会による「題名のない音楽会」。彼女はカルメンの中のハバネラを見事に歌い切った。勿論クラシックではなく彼女の歌い方で。あの番組ならではの「実験」が彼女の実力を改めて世間に見せつけた感があった。少なくともその時、彼女は「聴かせられる」「歌える」歌手であることが分かった。

こんなことを思ったのは先ほど聴いた演奏が「曲に乗れていないな」と感じたからである。それまでに演奏された曲が難しく聞こえたのも、同じような理由で楽しく聴けなかったからなのかもしれないと思った。この思いは最後に歌われた日本語の歌でも感じたことだ。

NHKが採りあげるのだから多分波多野さんは一流の歌手なのだろう。2009年の録画だというこのリサイタルで調子が悪かったのかもしれない。演奏会場で聴けば感激したのかもしれない。

思えば、私は公園で練習している子供の鼓笛隊の音に鳥肌が立つほど感動し、定評の高い演奏家のコンサートを聴いては何の感動もなく失望する、など、どこか「おかしい」感性を持っている人間なのかもしれない。でも、私は音楽が好きだし、これからも私の感性に従って感動を求め続けたいと思う者である。

ちょっと長くなったが、こんなことを考えた番組であった。

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2008年2月23日 (土)

フルスイング放映終了

幸いにも全6回を全部見ることができた。いずれの回も心に沁みる良いドラマだった。

特に最終回の今夜は、卒業式のあと教室で、教え子を前に最後の最後まで諦めない「気力」の大事さを説き、卒業生へのエールとして病身をおしてのバットの素振り、これに感動した。私の今後の人生にもエールを送ってもらった感があった。この半年後、闘病むなしく亡くなられたのが惜しまれる。そのうちこのドラマの原作となった実話、「甲子園への遺言」も読んでみたい。

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2008年1月19日 (土)

フルスイング

制作側から直球勝負を挑まれ、見事に三振させられた、という感じだった。こんな正面から正攻法で押してくるドラマが今の世の中で作られるなんて、ちょっと信じがたい気持ちがする。主演の高橋克美は勿論、出演者が好演。と言うことは製作者の勝利と言うことか。暗い世の中に一筋の光明を見出した思いがした。初回がこれだけテンション高いと、次回からはどうなることやら、と余計な心配までしてしまうが、絶対来週も見るつもり。

実は見終わってから読んだ新聞の紹介記事で、このドラマが、落合、イチロー、田口らを育てた打撃コーチ高畠の実話に基づくものと知った。ドラマだからこそこんなに上手く行くんだろう、という思いも感じないではなかったのだが、実話のドラマ化と分かると、自分が受けたインパクトが一層重くなったような気がした。(敬称略)

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