先人への謝意、強さに (22日日経朝刊)
本日の日経朝刊スポーツ欄のコラム「アナザービュー」は、なでしこジャパンの快挙に寄せた一文で、一読して我が意を得た気持ちになった。
まずは、なでしこが磨き上げつらぬいた独自性が重要だったと。この部分は私としては「そんなに独自のものではなく、磨き上げられたパスサッカーと相手の自由に動かさせないポジショニングの成果」と思った。相手に走り負けしないスタミナも勝因の基礎として忘れられないだろう。
しかし次の「(今もそう変わってはいないが)不遇の時代を懸命に支えてきた先人たちへの謝意」が彼女たちの強みだとする意見は全く同感。今後も後進の道を広く開拓するために頑張って欲しいと思うし、今回の快挙はその方向に大きく貢献するのは間違いない。男子選手もこの辺りを考えてみないといけないと思う。
筆者の武智さんは、しっかり休んで9月のロンドンオリンピックアジア最終予選に備えてくれと心配している。
中国で開催される最終予選は9月1日から。タイ、北朝鮮、韓国、オーストラリア、中国と戦って上位の2チームに入らないと、ロンドンオリンピックの出場権を逃すことになる。タイ以外のチームは、なでしことそんなに変わらない力を持っているので、厳しい戦いになるのではないだろうか。ワールドカップ優勝という金字塔は忘れて掛からないと痛い目にあう。どのチームにも日程は共通だとはいえ、最初の3戦は中一日という気違いじみた強行スケジュールである。だから一層思う。予選に向けてコンディションをうまく調整してください、と。ワールドカップでのモーティベーションとコンディショニングを維持できれば出場権獲得は可能、と考えるものの、サッカーは何が起きるか分からないのである。(だからワールドカップで優勝できたのだが)
ところで心配事。アジア最終予選はテレビ中継してくれるんだろな。
→ NHKが独占中継するとのこと

